小児歯科 pediatrics
かめがわ歯科では、小さなお子さんからお年寄りまで、幅広い年齢層の患者さまに対して、様々な治療を行っています。
特に、小さなお子さんの乳歯の治療に力を入れており、お子さんの健康な歯を守るために様々な取り組みを行っています。
乳歯についての基礎知識
●乳歯の本数と生え変わり
乳歯は、生後6ヵ月から8ヵ月ごろから生え始め、2歳から3歳ごろには、20本の乳歯が生え揃います。
永久歯が生えるのは、6歳から13歳ごろで、乳歯は徐々に永久歯に置き換わっていきます。
●乳歯の役割
乳歯は、食べ物を咀嚼するための役割を持っています。
また、正しい発音をするためにも重要な役割を果たしています。
乳歯が健康であることは、子どもの食事や発音にとって非常に重要です。
●乳歯のむし歯
乳歯は、永久歯と比較して小さく、柔らかいため、むし歯にかかりやすく、痛みも出やすいです。
また、乳歯は永久歯の土台となるため、乳歯の健康が大切です。
乳歯がむし歯にかかってしまうと、永久歯が生える前に歯を失うことになり、噛み合わせや発音の問題が生じることがあります。
また、乳歯の根っこに炎症が起こると、その炎症が周囲の骨にまで広がり、永久歯の根っこや周囲の組織に影響を与え、永久歯のむし歯の原因となることがあります。
健康な乳歯が健康な永久歯を作ります
当院では、乳歯の治療に力を入れており、早期に治療を行うことで、永久歯の健康を守ります。
乳歯には、プラーク(歯垢)が付きやすく、むし歯にかかりやすいため、むし歯の早期発見、早期治療が非常に重要です。
早期発見・早期治療のためにも、半年から1年に1度は、定期歯科検診を受けるようにしましょう。
定期歯科検診では、日常的な歯磨きや仕上げ磨き、口腔ケアのアドバイスを行っております。
痛みを抑えるレーザー治療
当院では、痛みを感じさせないように、ヤグレーザー治療器を使用しています。
むし歯の感染部分だけを除去できるため、歯の削り過ぎを防げます。
また、従来の治療法に比べて痛みが少なく、キーンという音や振動もないため、お子さんの不安や恐怖心を軽減することができます。
また、待合室には、お子さんが楽しく過ごせるキッズスペースを備えています。
当院の小児歯科のむし歯予防
むし歯は、歯に付着するプラークと呼ばれる細菌の付着や繁殖によって発生します。
そのため、むし歯を予防するには、プラークの付着を防ぐことが大切です。
当院では、シーラントやフッ素塗布を行っています。
●シーラント
シーラントは、歯の咬合面に薄い樹脂を塗布することで、プラークや食物の付着を防止する方法です。
特に、奥歯の咬合面はブラッシングしづらいため、シーラントを施すことで予防効果が高まります。
シーラントは、無痛で簡単に行うことができ、1回の施術で2年程度持続します。
●フッ素塗布
フッ素塗布は、歯の表面にフッ素を塗ることで歯を強化し、酸による溶解作用から守る方法です。
フッ素には、歯の再石灰化を促進する効果があり、歯を強くしてくれます。
シーラントやフッ素塗布は、むし歯予防に非常に有効な方法です。
しかし、これらの予防法を行っても、完全にむし歯を予防できるわけではありません。
当院では、お子さんに歯磨きの習慣を身につけていただくための、歯磨きを楽しくできるグッズ紹介や歯磨き指導なども行っております。