コラム COLUMN
なぜ抜けたまま放置してはいけないの?!インプラントのすすめ
みなさん、こんにちは。
新居浜市の歯医者・歯科医院【かめがわ歯科】です。
むし歯や歯周病などで歯が抜けてしまったまま放置してしまっている方や、歯を1本失っても問題ないと考えている方も、中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、例え1本であっても抜けたまま放置してしまうと、さまざまなトラブルを招いてしまう恐れもあり、当院ではトラブルを回避するためにも、インプラントをおすすめしております。
そこで今回は、なぜ歯を抜けたまま放置してはいけないのか、なぜ歯が抜けた際の選択肢としてインプラントがおすすめなのか、詳しくご紹介していきます。
歯が抜けたまま放置してしまうリスク
厚生労働省の調査によると、歯を失っている人の割合は年々減少傾向にあると報告されていますが、年齢を重ねていくにつれて、むし歯や歯周病などで歯を失うリスクは高くなります。
「歯が1本なくなっても問題はない」と考える人も、まだまだいらっしゃるのが現状です。
しかし、歯は1本1本大切な役割があり、たった1本でも抜けてしまったまま放置してしまうと、以下のような症状が現れます。
●両隣の歯が傾く
歯は空いているスペースに動く習性があります。
そのため、歯を失ったまま放置していると、両隣の歯が傾いてくる恐れもあります。
歯が傾くことで、かみ合わせにもズレが生じてしまい、食べ物を噛み砕きにくくなったり、顎関節に負担がかかるようになり、顎関節症を引き起こしてしまったりする恐れもあります。
●対合歯が伸びる
歯は上下の歯が噛み合うことで、正常な状態を保っています。
しかし、噛み合う歯を失うと噛み合っていた歯(対合歯)が、刺激を求めるように浮き出てきてしまう恐れもあります。
浮き出ている歯をもとの位置に戻すことは難しく、いざ失ったスペースに人工歯を入れようとしても、さらに困難な状況を招いてしまう恐れもあります。
●歯を支える骨が吸収される
歯を支える歯槽骨は、上下の歯が噛み合う刺激によって、健康な状態を保っています。
しかし、歯を失うことで噛み合う歯を失い、刺激を受けづらくなることから、やがて歯槽骨は機能しなくなり吸収されていきます。
歯槽骨が吸収されてしまうと、歯肉の位置が下がったり、口元にシワを作る要因になってしまったり、インプラントを埋入できなかったりする恐れもあります。
平成28年 歯科疾患実態調査結果の概要 – 厚生労働省
表14. 喪失歯所有者率の年次推移(永久歯:5歳以上)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/62-28-02.pdf
インプラントの役割
インプラントは、失った歯の機能を補うことが可能です。
人工歯根となるインプラントを歯槽骨に埋め込み、その上から人工歯となる被せ物を装着します。
まるで天然歯のような見た目であり、入れ歯に抵抗がある人にもおすすめです。
また、噛み心地も入れ歯やブリッジよりも天然歯に近く、以前と変わらず食事を楽しめるようになります。
インプラントのすすめ
当院では、日本口腔インプラント学会が認定している専門医の資格を保有する院長が治療にあたります。
入れ歯でお悩みである場合や、インプラント治療をお考えの際には、お気軽にお問合せください。
ご連絡お待ちしております。
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