コラム COLUMN
マウスピース型矯正装置でどうやって治療するの?
みなさん、こんにちは。
新居浜市の歯科医院【かめがわ歯科】です。
目立ちにくいので矯正していることがわかりにくいマウスピース型矯正装置を希望する方が、最近増えてきています。
どのように治療を進めるのかご質問をいただくことがあるので、具体的にご説明いたします。
マウスピースを交換しながら歯を動かす
ここでは広く普及しているマウスピース型矯正装置「インビザライン」を例に治療方法をご説明します。
まずはマウスピース型矯正装置を使った治療が可能かどうかを判断するため、歯科医院で診察を受けます。
治療を進めることになったら、歯型など歯とお口のデータを取ります。
光学スキャンでお口の中を撮影するだけで精度の高い歯型が採取できるので、従来のように味のないガムのようなものを口に含む必要はありません。
集めたデータをアメリカの製作所に送り、お一人お一人の症状にあわせてマウスピースを製作します。
個人差がありますが、だいたい50枚ほどのマウスピース(前歯に特化したインビザラインGoの場合は最大20枚)を作り、日本に届いたら患者さんにお渡しして治療開始です。
マウスピースを装着したら、1~2週間ほどで1枚ずつ交換します。1枚につき0.2㎜ほど少しずつ歯を動かし、理想的な歯の位置まで移動させます。
理想的な位置まで動いたら、歯を安定させるための「保定」を行い、治療完了です。
治療をするときに気をつけるポイント
マウスピースはすべて患者さんにお渡しするので、なくさないように保管して順番通りに装着することが大切です。
また、マウスピースの装着時間は1日20時間以上が推奨されています。もちろん食事や歯磨きのときは外して構いませんが、外す時間が長いと理想的な結果が得られないことがあるので注意しましょう。
全体的な歯並びを整えたい場合は50枚ほどのマウスピースが必要ですが、新居浜市の【かめがわ歯科】で取り扱っている「インビザラインGo」は前歯部分に特化しているため、20枚までのマウスピースで治療が可能です。
その分、治療期間も短縮できます。
適用できる症例が限られているので、詳しくは【かめがわ歯科】までご相談ください。前歯のデコボコや大きく開いた隙間、八重歯などでお悩みの方におすすめです。
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